ざわちんによるざわちんのための日記

〜日々というのは、ドラマのように格好の良いものではないが楽しいものである〜

「部活=青春」と思っている人は大体リア充〜君が好きだと叫びたかった話〜

部活やっているやつってなんか青春してるよな〜

という人の気持ちがわからない。

自分は声を大にして言いたい。

 

そんなことはない!!!

 

青春は部活やっているやつがモテて彼女もいて世間で言うリア充や!

と思っていた学生時代。

 

最近、高校の同級生と飲んでいる時に部活の時の話になって思い出した。

友達 「いや〜、高校の時はモテたんだけどな〜バスケやっててよかったわ」

俺 「え?そんなことなかったんだけど…」

 

中学からバスケ部に入り、高校も続けていた。

「バスケやってます」と言うと周りからは、「スラムダンクの影響?」とよく聞かれます。

始めた理由を思い返すと…

「モテるためです。それ以上でも以下でもありません。」

男性でスポーツやる理由って他にあるのかと当時は思っていた。

 

小学生の頃、チビでデブだった自分は、血液検査で友達よりも多く血を取られた(中性脂肪とか追加の項目があったから)時に、一抹の不安を感じました。

「あ、このままだと彼女ができないと…」

 

劣等感を感じていた自分はこう考えた。
モテるためには?
→かっこよくなる
→痩せる
→スポーツやったらいいんじゃね?
→バスケ

 

そして、バスケ部に入部した。

絶対に痩せて彼女作るんだ!という意志は固く、鬼軍曹だった中学のコーチに罵倒されようが、使えないからとマネージャーにされたりしていたけど続けた。

それだけ頑なにやってきたのにも関わらず、
現役時代ではまっっっっっっっっっっっったくモテなかった。

何でだ!!リア充は爆発しろ!!とマジで思っていた青春時代。

 

何が足りなかったのか…

そうか、自分で好きな子に告白していなかった。

君が好きだと叫んでなかった。

いや叫べなかった。

ひよっていた。今までの、太っていた自分を忘れられず、

こんな俺が彼女を作ってもいいのかと…

今と昔は全然違うのに。

 

言わない男はモテないぞ!と今更言われそうな青春時代。

自分の気持ちを素直に出すこと、それがリア充への近道。

これが気づけなかった青春時代、今は素直な気持ちを伝えることの大切さを実感している。

 

好きな人には、好きだと叫ぼう。

青春はこれからでも来るのかもしれない。いや、来るはずだ!

そんな妄想をしている30歳の春。